【26年卒】就活面接の自己紹介の最強攻略法を新卒向けに例文で解説

就活の自己紹介

就活の面接で行われる自己紹介は、自身の魅力を企業にアピールできる絶好の機会です。

自己紹介が上手くできれば、面接官に好印象を与えられることはもちろん、結果的に内定をもらえることもあるでしょう!

本記事では、自己紹介の意味や目的、面接官に好印象を残すためのコツ、具体的な方法などを詳しくご紹介していきます。就活の面接を控えている方は、ぜひ参考にしてみてください。

目次

就活面接で自己紹介する目的

自己紹介の目的

はじめに、自己紹介の目的を確認しておきましょう。

  • 就活生をリラックスさせるため
  • 就活生の性格や人となりを知るため
  • 就活生のコミュニケーション能力を図るため

自己紹介の目的について、上記の3点を詳しくご紹介します。

就活生をリラックスさせるため

1つ目の目的は、「就活生をリラックスさせるため」です。

面接を行う企業は、就活生の素を引き出し、なるべく等身大の姿で評価しようとしています。

そのため、自己紹介を通して就活生をリラックスさせ、落ち着いて面接できる雰囲気を作っているのです。

過度に緊張してしまうと、就活生も本来の良さを発揮することができません。面接で自己紹介を求められた際には、緊張をほぐす良い機会と捉え、ぜひリラックスして臨んでみましょう。

就活生の性格や人となりを知るため

2つ目の目的は、「就活生の性格や人となりを知るため」です。

自己紹介では、就活生の普段の生活や趣味などの話に触れることがあります。そのため、就活生の性格や人となりを知るのには良い機会と言えるでしょう。

自己紹介をする際には、恥ずかしがらず、自分をなるべくオープンにしましょう。

就活生のコミュニケーション能力を図るため

3つ目の目的は、「就活生のコミュニケーション能力を図るため」です。

自己紹介をするにあたり、自身の強みや自慢話ばかりを述べていては、的外れな回答とみなされてしまいます。

面接官から自己紹介を求められた場合には、個人のプロフィールを述べるにとどめ、自己アピールとは内容を区別するようにしましょう。

就活面接の自己紹介で話すこと

自己紹介の内容

続いて、自己紹介で話すべきことを具体的にご紹介します。

  1. 名前・学校名・専攻科目
  2. 趣味や特技、ガクチカ
  3. 意気込み

では、1つずつ詳しく確認していきましょう。

名前・学校名・専攻科目

まずは、自身の名前、在籍している学校名と専攻科目を伝えましょう。大学に在籍していない場合には、最終学歴を伝えます。

具体的には「はじめまして、(名前)と申します。現在、(大学名)の(学部・学科)に在籍しております。」というように、挨拶も含めて丁寧に述べることが大切です。

面接官に自身の名前と学生情報がしっかり伝わるよう、ハキハキと伝えることを意識しましょう。

趣味や特技、ガクチカ

続いて、あなたらしさが分かる情報を伝えましょう。趣味や特技はもちろんですが、この際に「ガクチカ」(=大学生時代に力を入れたこと)について話すのもおすすめです。

この場では、あくまで個人の特徴を伝えることが目的です。そのため、後に行われる「自己PR」と混同してしまわないよう、注意してください。

とはいえ、自身の興味・関心や経歴について企業に知ってもらう大切な機会でもあります。自身の特徴が表れていると思う事柄を慎重に選び、アピールしてみましょう。

意気込み

最後に、面接を実施している企業に対して、自身の熱意や意気込み、感謝を伝えます。

この際、自身の強みを混ぜて意気込みを伝えると、より企業へ熱意が伝わりやすくなります。

接客のアルバイトで培ったコミュニケーション能力を活かせると思い、御社を志望しました。」など、それまでに話した趣味や特技、ガクチカを織り交ぜてみてください。

なお、上手な自己紹介をするためには、自己分析が肝心です。向いている職種を知ることはもちろん、自身の魅力を発見するためにも、必ずやっておきましょう。

就活面接の自己紹介で見られているポイント

自己紹介のポイント

続いて、自己紹介で面接官がチェックしているポイントをご紹介します。具体的には、以下の3つです。

  • 就活生の人柄・雰囲気などの「第一印象」
  • 言葉遣いなどの「マナー」
  • 時間の使い方や説明の仕方などの「対応力」&「構成力」

では、これらのポイントについて以下で詳しく確認していきましょう。

就活生の人柄・雰囲気などの「第一印象」

1つ目に面接官がチェックしているポイントは、「第一印象」です。

具体的には、話し方や表情、仕草、自己紹介の内容などです。また、髪型や服装などの身だしなみもチェックされています。

仮に、悪い「第一印象」を残してしまうと、不合格になるリスクが一気に高まります。「この人と一緒に働きたい!」と思ッてもらえるよう、人柄や雰囲気などの「第一印象」には細心の注意を払いましょう。

言葉遣いなどの「マナー」

2つ目に面接官がチェックしているポイントは「マナー」です。

具体的には、言葉遣いや話し方などです。面接で緊張してしまうのは仕方のないことですが、あまりにも小さい声や早口、間違った敬語で話してしまうと、悪い印象を与えかねません。

良い印象を残す話し方のポイントは、相手の目を見てハキハキと話すことです。また、以下に挙げている敬語を適切に使いこなし、適度な緊張感で話せているかどうかも評価の対象となります。

よく使う敬語一覧
基本の動詞尊敬語謙譲語
言うおっしゃる申す・申し上げる
するなさる・されるいたす
聞くお聞きになる伺う
知っているご存じ存じ上げる
行くいらっしゃる伺う・参る
与えるお与えになる差し上げる
会うお会いになるお目にかかる

これらの敬語は面接やビジネスシーンでもよく使われるため、覚えておきましょう。また、日頃のバイトやサークルでも使える場面があれば、積極的に話して慣れておくのもおすすめです。

時間の使い方や説明の仕方などの「対応力」&「構成力」

3つ目に面接官がチェックしているポイントは、「対応力」と「構成力」です。

ほとんどの場合において、自己紹介には時間制限が設けられていません。だからといって、長々と話してしまうのは低評価に繋がります。

一般的に、適切な自己紹介は1分間、およそ250~300字程度と言われています。

時間制限がない場合には上記を目安に、30秒や2分といった時間制限を設けられた場合には、その時間内にぴったり収まるよう、あらかじめ何パターンか自己紹介を用意しておくのもおすすめです。

さらに、自己紹介ではその内容について面接官から思わぬ質問をされることもあります。想定外だったとしても、冷静に対応できれば、「対応力」の観点で高評価を得られるでしょう。

就活面接の自己紹介の例文【新卒向け】

自己紹介の例文

では、実際の面接で使える自己紹介の例文をご紹介します。

自己紹介の例文:アルバイトの経験

まずは、アルバイトの経験をもとに作成した自己紹介を見ていきましょう。

〇〇大学〇〇学部から参りました、〇〇と申します。

大学1年の春から集団指導の塾講師としてアルバイトをしていました。実際の指導では、自身が中学時代に集団塾へ通っていた経験を活かし、生徒の立場に寄り添った指導を心がけていました。1人1人の得意と苦手を分析し、個性に合わせて指導することで、生徒たちの成長と受験合格に貢献できたと感じています。

塾講師のアルバイトを経て得た分析力やコミュニケーション能力を御社でも発揮し、売り上げ貢献に努めて参りたいと思います。本日はどうぞよろしくお願いいたします。

「どんな経験をしてきたのか」「どんな人間なのか」が伝わるような自己紹介を意識しましょう。アルバイトの経験を話すとしても、自己PRとは区別することを心がけてください。

自己紹介の例文:サークルの経験

次に、サークルの経験をもとに作成した自己紹介を見ていきましょう。

〇〇大学〇〇学部から参りました、〇〇と申します。

大学では、学習支援を目的としたボランティアサークルに所属していました。小学生に楽しく学んでもらえるよう、仲間たちと試行錯誤を重ねながら、週1回の学習支援を行っていました。

仲間たちと課題解決に向けて試行錯誤を重ねた経験を御社でも活かしたいと思います。本日はどうぞよろしくお願いいたします。

アルバイトの場合と同様、自己PRにならないよう注意してください。

自己紹介の例文:勉強・研究の経験

最後に、勉強・研究の経験をもとに作成した自己紹介を見ていきましょう。

〇〇大学〇〇学部から参りました、〇〇と申します。

大学では、〇〇を専攻し、〇〇の研究を行っておりました。約2年間にわたって粘り強く研究を続けた結果、〇〇という賞をいただくことができました。さらに、言語学習にも力を入れ、英語やフランス語、ドイツ語などの語学検定にも挑戦しました。

継続力や勤勉さといった長所を貴社でも活かしていきたいと思います。本日はどうぞよろしくお願いいたします。

以上、3つの例文をご紹介しました。

1分間の場合、目安の字数は300字程度です。早口になってしまわないよう、あらかじめ文章を決めておき、繰り返し練習しておくと良いでしょう。

自己紹介のコツは、自身が頑張ったエピソードを絞って端的に説明することです。自己分析を丁寧に行い、面接官に伝えたいエピソードを今のうちに考えておきましょう。

就活面接の自己紹介の注意点3選

自己紹介の注意点

就活の自己紹介は大きな声でハキハキ話そう

まずは、大きな声でハキハキ話すことを心がけましょう。

基本的に、人は緊張していると声が小さくなってしまいがちです。緊張すること自体、決して悪いことではありませんが、何を言っているのかが面接官に伝わらなければ意味がありません。

そのため、まずは深呼吸で気持ちを落ち着かせてから、腹筋を使ってハキハキと聞き取りやすい声で話しましょう。ゆっくりと話すことを意識するだけで、面接官に好印象な就活生になれますよ!

就活の自己紹介で原稿を丸暗記するのは危険

続いて、自己紹介の原稿を丸暗記しないようにしましょう。

自己紹介で話す内容はどの業界・企業でも大抵同じ内容なので、多くの人が原稿を用意してしまいがちです。もちろん、何を話すか事前に決めておくことは大切ですが、丸暗記してしまうのは印象が良くありません。

なるべく自然に自己紹介ができるよう、ゆっくり言葉を選びながら、その場の雰囲気に応じて話しましょう。面接はあくまでも面接官と就活生の対話なので、完璧に話す必要はありません!

就活の自己紹介は正直で自然体な姿を意識しよう

最後に、自己紹介は正直かつ自然体で行いましょう。

自己紹介に限らず、就活の面接では就活生の本来の姿が見られています。素の自分を偽ることなく、ありのままの姿で面接に臨みましょう。

普段から自分に自信を持てる行動ができている人であれば、あえて特別なことをする必要はありません。自己紹介が上手くできるか心配な方は、日頃の生活習慣を見直して、自己肯定感を高めてみてください!

就活面接の自己紹介【まとめ】

自己紹介のまとめ

本記事では、就活の自己紹介をご紹介しました。

就活の自己紹介は、面接官が就活生の緊張をほぐしたり、その人となりを確認したりするために行われる、面接のアイスブレイク的なものです。

面接を何度も積み重ねていけば、何をどれくらい話せば良いかも分かってくるでしょう。初めは緊張するかもしれませんが、身構えることなく、自然体な自己紹介を心がけてみてくださいね!

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この記事を書いた人

上智大学総合グローバル学部2年です。日々の学びや気づき、趣味などの情報を発信していきます。

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